医療脱毛と外用薬の注意点~施術前に確認すべきこと~ | Jazzy Clinic

医療脱毛と外用薬の注意点~施術前に確認すべきこと~


2025/12/01

医療脱毛は自己処理による肌ダメージを軽減し、毛穴の引き締まりや美肌効果も期待できる施術です。しかし、安全にレーザーを照射するためには施術前の外用薬使用について注意が必要です。特に“ニキビ治療薬”や“美白外用薬”は皮膚を敏感にするため、副作用のリスクが高まります。今回は、施術時に気をつけていただきたい代表的な外用薬について解説します。


 レチノイド外用薬(トレチノイン・アダパレンなど)
トレチノインは角質剥離・表皮ターンオーバー促進作用を持ち、ニキビやシミ治療に広く用いられます。
これらの使用により皮膚は薄くなり光・熱に敏感になります。そのためレーザー照射により強い赤みやヤケド、炎症後色素沈着が起こるリスクが高まります。

 過酸化ベンゾイル(BPO)
BPOは抗菌・角質剥離作用により炎症性ニキビに有効ですが、皮膚刺激が強くレーザー照射後に乾燥や赤みが出やすくなります。

 ハイドロキノン・美白外用薬
ハイドロキノンや漂白作用を持つ外用薬は、皮膚を敏感にさせるため、照射後の色素沈着が起こりやすいと報告されています。


医療脱毛を安全に行うためには、使用中の外用薬を事前に申告することが重要です。ジェントルシリーズは国内外で実績の多い医療レーザーですが、外用薬との併用リスクを正しく理解し、適切な休薬期間をとることで、より安全かつ高い効果が期待できます。

※脱毛の施術前に休薬期間が必要なお薬もあるため、詳しくはクリニックまでご相談ください。
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