脱毛したらニキビが出来た…?!ニキビではなくて毛嚢炎かも


2023.01.01

皮膚に異常が現れる皮膚疾患の中には、毛嚢炎とニキビのように症状が似ていて見た目ではあまり区別がつかないことも多いです。 症状が似ているためニキビと間違われ易い毛嚢炎ですがニキビとはどう違いがあるのでしょうか。

毛嚢炎とニキビの違いとは?
毛嚢炎
【毛嚢炎とは?】
毛嚢炎とは、毛穴の奥にある毛包に細菌が入り込んで起こる炎症のことを言います。 脱毛したときのレーザーの刺激によって毛穴周辺の肌や毛穴が傷つけられ、毛嚢炎を引き起こしてしまいます。 赤くブツブツしていたり、膿を持って少し白っぽくなっていたりと、ニキビにそっくりな見た目をしているため毛嚢炎になっていることになかなか気づかない場合も。

脱毛以外にも、自宅でカミソリを使ったムダ毛処理を行っていると、ニキビができた経験がある方もいるのではないでしょうか。これも毛嚢炎です。

【毛嚢炎の症状とは?】
・毛穴の上に軽い炎症が起きる
・赤いブツブツができる
・中央部分にニキビのように膿が見える状態になることがある
・触っても固い芯がない
・痒みや痛みはほとんどない
 しかし、症状によっては触ると痛みを感じてしまうこともある
・症状が進行すると化膿することがある

【毛嚢炎の原因とは?】
菌はもともと皮膚にある常在菌で黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌が原因であることが大半で、放っておいても通常は2週間ほどで治ります。 ニキビとは異なるこれらの原因菌が毛包部に入り込むことで起きる炎症で、脱毛後に発症した場合は毛嚢炎の可能性が高いです。

【脱毛後に毛嚢炎になりやすい部分とは?】
毛穴のあるところなら全身のどこにでもできる可能性があります。

特にできやすい場所としては、皮脂が多い場所になります。 顔や脇、肘、膝小僧、背中、おしり、また、特にデリケートゾーンがムダ毛が多くムレやすいため、毛穴に常在菌が入り込んで毛嚢炎になってしまう人がいます。

ニキビ
【ニキビとは?】
ニキビは痛みやかゆみを伴うこともある皮膚疾患のひとつで、白い小さな形状のものや炎症して赤くなったものとさまざまな種類があります。 ニキビと毛嚢炎はどちらも細菌感染症ですが、原因菌が違います。 ニキビの場合、健全な毛包内にも存在するアクネ菌が原因です。 正常な状態であればアクネ菌の影響を受けませんが、毛穴に異常が起きると毛包内でアクネ菌が繁殖してニキビが作られます。

ニキビは思春期などのホルモンバランスが乱れやすい時期にできやすいです。 他にも睡眠不足や暴飲暴食、生理前などにもできやすく、毛穴汚れがしっかり落とせていなかった場合や合わない化粧品を使用した場合にもできますが、毛嚢炎は小さな傷によりできることが多いです。

【ニキビの症状とは?】
・できものの周りがあかくなっている
・腫れているだけのものや白くて詰まった皮脂が見えているものがある
・皮脂が溜まっているニキビを触ってみると、少し固い芯がある
・ニキビは赤ニキビや白ニキビなど種類があり、時間が経つにつれて見た目が変化していく

【ニキビの原因とは?】
ニキビは、皮脂が毛穴に詰まって赤くなったり、常在菌のアクネ菌が溜まった皮膚に毛穴が詰まって炎症を起こします。

毛嚢炎は毛穴に細菌が入り込んで炎症を起こしたもので、ニキビも毛嚢炎の一種です。

毛嚢炎は通常は2週間ほどで自然に治りますが、心配な場合は当院へお越しくださいね。

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